2017-02-13

内藤忍 鈴木学 長嶋修――海外不動産業界の有名人まとめ

  • 海外不動産コラム

海外不動産投資にあたって、情報の取得は何よりも重要である。

ではその情報を誰から得ればいいのか?

本記事では、海外不動産投資業界で実績のある有名人を紹介する。


・内藤忍

1964年生まれ。東大経済学部卒業。マサチューセッツ工科大学でMBAを取得。

信託銀行や資産運用会社に勤務後、マネックス証券株式会社の創業に関わる。

マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を歴任。

インデックス投資の第一人者として注目を集め、初心者にもわかりやすい資産運用関連本を多数執筆。

『初めての人のための資産運用ガイド』は13万部以上のベストセラーとなる。

「分散投資」の重要性を世に広く訴え、現物投資の中では海外不動産投資に着目している。

早稲田大学を始めとする各種大学で資産運用についての講座を行う。

「一般社団法人 海外資産運用教育協会』を立ち上げて代表理事に就任し、資産運用の教育と啓蒙活動に熱心に取り組んでいる。


・鈴木学

1968年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、IT関連企業に就職。

アメリカ、中国、インド、オーストラリアで計8年もの間海外勤務に従事する。

オーストラリアの不動産を購入して賃貸し、日本からリモートで管理したことで海外不動産投資事業に目覚める。

その後はアメリカ、フィリピン、タイ、マレーシアの不動産物件を買い増しして、グローバルに賃貸経営をしている。

後述の坂口たくととともに『アジア太平洋大家の会』を設立。会長として海外不動産投資情報を発信している。

日本語、英語、中国語に堪能で、日本語と中国語両方で不動産情報ブログを運営しているため、中国語圏の投資家にも名を知られている。

不動産投資で利益をあげつつもサラリーマンとして堅実に勤務を続けており、サラリーマン投資家向けの情報にも精通している。


・長嶋修

1967年生まれ。不動産コンサルタント。

サラリーマンとして不動産売買業務全般に関わった経験から、「不動産取引における第三者目線を持ったプロの必要性」に着目する。

1999年業界初の個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」を設立し、不動産コンサルタントとして本格的に活動する。

不動産情報を扱いだけではなく、不動産業界や政府の政策にも問題提起を行う。

国土交通省や経済産業省で不動産関連の委員を数多く勤めた。

著書は20冊を超え、セミナーや講演会などの主催も行っている。


・坂口卓人

『アジア太平洋大家の会』の設立者。現在は副会長を勤める。

元々はサラリーマンSEであったが、副業として不動産投資を始めた。

2009年に初めての投資物件を購入。

定収入があるサラリーマンに有利な条件で資金が調達できる「住宅ローン活用術」や「賃貸併用住宅」等の手法を独力で編み出す。

海外不動産投資セミナーに参加した際、業者のバイアスがかかった情報に疑問を覚え、バイアスのない情報を集めて勉強する場として『アジア太平洋大家の会』を設立。2016年時点で2000人以上の会員を抱える程に成長させた。

勤務先が倒産したのを機に独立し、フィリピンの不動産物件を入手してフィリピンへ移住。

現地にまともな不動産管理会社がないことに目をつけて、不動産コンサルティング会社を起業。

自身の経験を活かしたサラリーマン向け投資セミナーを主催する傍ら、不動産情報サイトでコラムも執筆している。


著者:kii