2017-02-13
マレーシア・ジョホールバルのおすすめ観光スポットを一挙紹介!不動産視察の際に行ってみよう
- 海外不動産コラム
シンガポールの国境沿いの街「ジョホールバル」。立地の良さから不動産投資が急速に進んでいるエリアでもある。シンガポールかあるいはジョホールバルに不動産投資を検討している人はジョホールバルについても知っておくといいだろう。ここではジョホールバルのおすすめ観光スポットをご紹介したいと思う。
ジョホールバルのシンボル「アブバカール回教寺院」
ジョホールバルを訪れたらここは外せないという場所が「アブバカール回教寺院」だ。アブバカール回教寺院は小高い丘にあるモスクである。マレーシアはイスラム教徒が多く居住しており、モスクについても多く見られる。ここのモスクはとても綺麗だ。白色の壁などイギリス様式の建築がなされている。マレーシアはイギリスの統治下だった時代もあり、そうした影響も受けている。
建設されたのは140年以上前のことだ。建設したのは当時の王様で初代王様のアブバカ王である。マレーシアの人にとってモスクは欠かせない場だ。参拝に訪れる人が後を絶たない。
建物は白壁と青屋根がメインとなっている。マレーシアの澄み切った空にもピッタリなコントラストだ。ここの青屋根は日本の三州瓦が使われている。メイドインジャパンが役立っているかと思うとうれしい限りだ。
ガラスの寺「インド寺院」(ヒンドゥー寺院)
ジョホールバルで話題になっているのがインド寺院(ヒンドゥー寺院)だ。ガラス装飾品が印象的で別名ガラスの寺と呼ばれている。2008年に改装され、その際にガラスをふんだんに使ったのがきっかけで一気に観光名所と化した場所だ。2009年10月からオープンして多くの人が訪れている。
2009年前後は年間3千人程度であったが、最近では年間2万人近い人が訪れる人気ぶりだ。海外からのゲストに特に人気で日本人をはじめ中国人の見学が多い。
マレーシアの文化が詰まった「マレー文化村」
マレーシアについて知りたい人は「マレー文化村」がおすすめだ。ここはマレーシアの文化が凝縮された施設となっている。施設ではマレーシアの人々の暮らしについて紹介している。また植物なども紹介されている。南国ならではの珍しい植物を見ることができる。観光客向けに舞踊も披露されているのでおすすめだ。日本とは違った舞踊も見ものである。
入口にあるのは銅鑼だ。ここから中へ入っていくとモデルハウスなどもある。造りも工夫されており、涼しげな造りとなっている。
食器についても展示されている。食器は洋式だが、床で食事するためのものとなっている。ちょっと意外な印象を受けるかもしれない。ここは非常に見学しやすい場所だ。
ろうけつ染め「バティック染め体験」
バティック染め体験についてもなかなかする機会がないと思うのでおすすめだ。バティック染めはろうけつ染めである。ここはバティックという伝統の民芸であり、日本では味わえない体験ができるであろう。
どのようにして染めるのか?というと用意されている布でロウを使って輪郭を描き、そこから染色していくという作業となる。時間はある人はぜひ体験してみるといいだろう。
時間ない人は完成品の購入がおすすめだ。バティック染めはなかなかおしゃれである。お土産にもピッタリだ。
イスラム教徒に欠かせないお茶と言えば「テータレ」
イスラム教徒はお酒が禁止されている。お酒の変わりにお茶を楽しみつつ談話するのが通例だ。マレーシアではおいしいお茶がいくつかある。紅茶についてもおすすめだ。マレーシアの紅茶はかなり甘い。甘さ控えめの日本人は最初驚くかもしれない。しかし暑いと体も糖分を欲する。この甘さもまたたまらない。
「Teh Tarik(テ・タレ)」といわれるものはマレーシアのミルクティーづくりだ。注ぎ方に特徴がある。かなり高い位置からコップに注ぐ。ちょっと派手めなパフォーマンスでもある。
なぜこんなことをするのか?というと1つは冷ますためといった目的がある。また紅茶を移動させることで甘味が出てカプチーノ風の味になるのだ。
ジョホールバルの魅力はなんといってもシンガポールとの近さだ。気軽に国境を行き来できるためシンガポールのベットタウンとしても期待されている。またシンガポールは物価が高いのに対し、ジョホールバルはマレーシアのため同じ商品でも物価が異なるケースが多い。週末はシンガポーリアンがジョホールバルに買い出しに訪れる姿が後を絶たない。ジョホールバルは開発が急ピッチに進められている。今後さらに不動産熱は高まることが予想される。
近年はジョホールバルに移住する人も増えている。シンガポールへの近さや語学留学が格安でできるなど魅力が多いのが特徴だ。最近は語学留学のため海外移住する日本人も増えている。
ジョホールバルはシンガポールから自力で行ってみたい場所でもある。国境をどういう風に超えるのか、そこもまた楽しめるだろう。日本ではできない貴重な体験だ。
著者:タカピオ

